自社株対策支援

自社株対策をサポートします

近年、経営者年齢の高齢化が進んでおり、継承者から後継者へ自社株式の承継を行う準備が不足しているため、事業承継が進まず、経営が不安定になってしまい、廃業を余儀なくされる中小企業が増加しております。

児島会計グループでは、中小企業の事業承継を円滑に実行するために最重要となる自社株対策をサポートします。

自社株対策とは

オーナー経営者の方は払込資本金の大部分を所有しているケースがほとんどです。自社の株価が高い場合(資産に含み益がある場合、純資産が大きい場合など)は相続が発生した際に課税される相続税も高額になります。そのため自社株対策が必要となるのです。
継承者が所有する自社株は、「純資産価額方式」、「類似業種比準価額方式」で評価されるので、自社株がどの評価方法で評価されるか認識が必要になります。

◆「純資産価額方式」は、会社の持つ純資産を基にして株価を評価します。
純資産価額が多くなるほど評価額が高くなります。評価額を下げるには、具体的には次のような方法をとることになります。

① 土地に投資する
② 建物などに投資する
③ 役員退職金の支給

◆「類似業種比準価額方式」は、その会社の事業内容と類似する上場会社の株価(国税庁で公表されたもの)を基として、その会社の一株当たりの配当金額・利益金額・純資産価額などを基に計算します。
評価額を下げるには、具体的には次のような方法をとることになります。

① 役員退職金の支給
② 収益部門の分社化
③ オペレーティング・リースの活用

自社株対策には、上記の他にも中小企業の事業承継税制の活用や種類株式の取入れ、または従業員持株会社を設立といったさまざまな組み合わせを考慮しながら、最善策を採用しコンサルティングさせていただきます。